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2009.03.19 (Thu)

退院をめぐる温度差

こんにちは、あずきです。
婆ちゃんは入院以来ほとんど二人部屋で、ルームメイトはTさん という方です。

ご本人はもちろん、その娘さんもとてもいい方でね、
オカンと彼女は、娘同士ということもあり、とても仲良くやっていました。

で、そのTさんが、実は先日退院したのですが・・・・。

そのことを巡っては、ちょっと考えさせられることがありまして。


ワタシはね、少し前まで、”退院=おめでたいもの” だと思っていました。
ここは最初から、自宅復帰を目指す病棟ですから。

けどね。 
毎日ここに来て事情が分かるようになった今は、単純にそうとも言えない。
退院が近づくにつれ、たいていの家族が揉めるからです。

それは、穏やかそうなTさん親子でも同じでした。
ご本人が 「退院したくない」 と言い出したのです。

いえね、帰りたい気持ちはあると思いますよ。
けど、やっていく自信がないのです。

いくら娘さんがいるとはいえ、退院後は住まいが別。
”要支援” のご主人と、ふたりで生活しなければならない。

ご主人も優しい方でね。
自分の方がまだ動けるので、「買い物は自分が行くし、家事も出来る限りやる」
と言ってくれているのですが・・・・

Tさん本人は 「嫌だ嫌だ」 の一点張り。

怒るTさん


ついに娘さんまでキレてしまい、かなりの大声でお母さんを叱責したという。

Tさんの娘さん怒る


いえね。
この話は婆ちゃんから聞いたので、コトの真意は定かではありません。

けど婆ちゃんが言うには、聞いていて辛くなるほどの言い争いだったそうです。


ベッドで震える


Tさんに限らず、これに似た光景は、ワタシも何度か見ました。
退院が近付くと、家族と本人の間に温度差が生まれるのです。

たしかにリハビリで、良くはなりました。
ここでの生活には、何の支障もない。

けど、フツーの暮らしに戻ったらどうでしょうか?
当人は怖くてたまらない。

なにかしら世話をかけるのは目に見えているし・・・
しかも、その相手は自分の配偶者や家族。
仕事としてやってもらっている看護師と違い、ひとつ頼むのにも気兼ねするだろう。

今まで人に甘えずやってきた人ほど、その生活はツライと思う。
婆ちゃんもTさんも、そういうタイプだから、頭では分かっていても
それを受け入れられないのだ。

けど、家族は家族で、出来る限りのことを一生懸命やっているワケで・・・・
こんな風に言われても、「じゃあどうすりゃいいの?!」 となる。
病院は、制度上ずっと置いてくれないのだから。

婆ちゃんはそれを聞いていて、Tさんの気持ちが痛いほど分かったそうだ。
それは彼女がよく言う 「病人にしか分からん気持ち」 だから。
けど、ワタシはワタシで、娘さんの気持ちも分かる。

うちの場合、まだ退院日までは決まっていませんが、近いことは確かです。
なので、準備は急ピッチで進んでいる。

ワタシもブログの記事を書く以外は、出来る限りそっちに時間を割いているのでね
病院で彼女と話していても、「昨日はアレを買いに行った」 とか
どうしてもそういう話が多くなるのよ。

けど彼女は、それが気に入らない。

「そんな話、せんで!」 と不機嫌になるのだ。

ムッとする婆ちゃん


いちおう部屋は気に入ってくれましたたが、退院後の話はNG。
今は、自分の病室を 「わが家」 とまで言うの。

食事中は文句ばっかり言うくせに・・・・
ホント、いったいどうすりゃいいのよ。

なのでワタシだって、正直、こう言いたくなることだってある。

「もうっ、みんな婆ちゃんのためにやってるんだよっ!」



あずきあ~も~!バーン!



まぁモチロン、そんなこと言わないけどさ・・・。


s-あずきいいえ



実はね。 昨日も、ちょっとそんな態度で・・・・・・

あたしゃ一瞬 「もう行かないでおこうか」 と思った。



でも


やっぱ今日も行くとするかぁ~。


あずき立膝ふうっ


一時的なことだもの。

きっと彼女も分かってくれる。



Tさんだって

きっと今頃は、旦那さんと頑張っているに違いないから。





バナーあずきサン頑張れ

はい、短気を起こさず頑張ります。
11:46  |  リハビリ病院入院中の話  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

Comment

あれ?

ランキングのバーナーかないわ
うちだけ?
ナナ |  2009.03.19(木) 12:42 | URL |  【編集】

あずきさんの家のようなケースはほんと稀なケース。ほとんどは今日の記事のようなことがあり収拾付かないことだってあります。

退院後生活を支える介護制度があってもまだ十分とはいえませんし、
家族が支える割合はかなりなものですよね。
気兼ね、遠慮する気持ちや
不安な気持ちで家族にも負担の少ない
入院を続けたいといわれるのは理解できます。
以前の勤務先では、少しずつ慣れるように外泊繰り返して
退院にっていうパターンをっ取ったりしてましたよ。
外泊中に困った事はリハビリスタッフと相談したりして、解決していく感じです。
退院前の数週間は2泊3日くらいを繰り返してたかな。
自信がついてくと本人から退院したい
って話が出てました。
家族もぽんと退院されるより
不安が少ないようです。

前向きに退院が迎えられるといいですね。
lei |  2009.03.19(木) 12:43 | URL |  【編集】

ランキングバナーは左上自己紹介の下にもあります。

なるほどねー、リハビリできてもそういう心細さが有るのね?

うちのほうだともっと状態が悪くても3ヶ月に一度は退院しないと病院の収入が減るって聞いたことあるけど。
それはまた別件?

老人は環境の変化は特につらいらしいからせっかく慣れた病院離れたくないのですね^^;

今日は病院行かないでおこうかっていうあずきさんの本心もピュアだし、それでいてまた日が替わると行くんでしょ^^あずきさん^^
母A |  2009.03.19(木) 12:55 | URL |  【編集】

そおなんだあ。。

なるほど。。そういうことがあるんですね。
そういえば、ウチの母も入院後一週間位までは
「早く元気になって家に帰りたいから、ごはん、一生懸命食べてる」
って言ってたけど、リハビリが始まり、退院のめどがつき始め、
私たちが準備を始めると、あまり言わなくなった。

あずきさんとこは福井でなくて新しい住まいになるので、
期待もある反面、不安もあるでしょうね。
でもオカンさんがついてるし、あずきさんとことも近いので
慣れるのも早いのではないでしょうか。
自分のペースを掴むまでは一苦労あるかもしれませんが、

それまではネガティブになるのも止む無し、とこちらも腹を括るしかないですかね。
ワタシもそういたします。
きらりん |  2009.03.19(木) 15:07 | URL |  【編集】

ワタクシはこういう話を聞くたびに、
「日本がもっと優しい国だったらきっと、
 もっと幸せに生きていけるのに・・・。」と悲しくなります。

あずきはんがリアルに感じている事とは
話がズレてるんでしょうけど、
根本的に、それがなってないから安心して暮らせないんだと
本当に悲しい気持ちなのです。

日本は「国民が幸せを感じている国ランキング」で
90位だそうです。
退院できる事が心の底から幸せだって思える国じゃないなんて、
そりゃこんなランキングにもなりますよね。
はちみつココア |  2009.03.19(木) 20:38 | URL |  【編集】

頑張りすぎないでね~

あずきさんのブログやファッジさんのブログを見ていて
(´;ω;`) 本当に良かった。
今日、私はプチ介護に直面しました。
あずきさんのように優しく接することが
少しでもできればいいなぁ・・・
プチトマ |  2009.03.19(木) 21:16 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

ナナさん
いえ、オタクだけじゃなかったみたい。
おそらくブラウザがインターネットの方は全員。llllllρ(   )lllll

教えてくださって感謝です。
でないと今頃、崖から転落してました。

leiさん
そーなんですよね。
入院してた方が、ぶっちゃけラクですもん。本人も、家族も。

「退院させられる」とか「置いてもらえない」とか
そんなことを言わせちゃう今の制度って・・・・
なんか悲しいですよね。

母Aさん
リハビリ病棟は、脳疾患の場合、最大180日だったけな? そのくらい入院は出来ます。
ただ、三か月以内に自宅復帰させた患者さんの割合により、その病院の診療報酬が変わってくるので
おそらく”儲からない”というのは、そういうことでは?
なんかいろいろ難しいのですよe-263

きらりんサン
義母の場合もそうでしたけど・・・
特に女性の場合、家族に世話をかけるのって耐えられないみたい。

けど、「一生病院でもいい!」なんてこと言われちゃうと・・・・
家族としてはツライですよね。

はっちー
そうよね、根本的なとこから言うと、それが問題なのかも。
ハンディキャップがあったって、いいじゃない。ねぇ?
”世の中全体が自然に助け合える”←こういう社会にしていかないと。

プチトマさん
そうそう。
最近の「7人家族」を見てると、「ファッジさん、どんだけええ嫁やねん!」と思います。
あの状況で、あんな風にブログを更新出来るなんて、やっぱ只者じゃない。
ワタシなんて、足元にも及びませんわ。(ヾノ・∀・`)
あずき |  2009.03.20(金) 00:52 | URL |  【編集】

ばあちゃんのためにやってる…

おんなじ気持ちだった。
毎日母と時間交替でばあちゃんの入院する病院に通ってた時のこと。食事をスプーンで口に運んでいくといつも嫌がるの。好き嫌いもものすごく多かったし。それでも食べてほしくて説得しようとした時「アンタは何で人のいやがる事をするんだい?」って言われた。思わずぽろっと涙が出た。
ばあちゃんのためにやってるのに・・・。
わかるよ、あずきサンの気持ち。
それでも諦めずに続けた。体力つけてほしかったから。
私事ばかりでごめんなさい。つい思い出してしまったので。
プチキレれすとらん |  2009.03.20(金) 14:01 | URL |  【編集】

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