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2009.03.10 (Tue)

婆ちゃんの心の変化

こんにちは、あずきです。
婆ちゃんが倒れて、早いもので、すでに3か月が過ぎました。

最初のひと月はともかく、こちらに来てからはほぼ毎日会っている私たち。
身体の状態はもちろん、彼女の精神状態も
「ずいぶん変わったな~」 と思うのです。

最初はね、正直ちょっと怖いような感じでした。

怒る 不機嫌 文字

いくら元気づけようとしても、トゲトゲしい言葉ばかりが返ってくる。

けど倒れた当初は、なんの反応もなかったというので・・・・
まだ答えてくれるだけ有難い。
うちらは、めっさ低いハードル設定で喜んでいたのです。

けどね。
なかにはハードルの高い人もいまして。
ひとりの叔母とは、福井でひと悶着あったの。

いえね、当時は子どもら全員が、いろんな事情をうっちゃって、婆ちゃんの病院に通ってたワケじゃないですか?
足しげく。 それも、片道何時間もかけて。

だのに、婆ちゃんからは感謝されるワケでもなく、逆に悪態をつかれるので・・・

彼女は、ひどく傷ついたようです。 -=≡卍-_- )グサ!
いえ、別に彼女だけが、そうだったのではありませんけどね。

まあ、要は性格なのでしょう。 
いい人ですけど、ちょっと物事をオーバーに考えるタイプ。

でね、これも申し訳なかったんだけど・・・・
転院するにあたり、彼女だけが更に遠くなったの。
ここまでお見舞いに来るのは、かなり大変。

ですからね。
彼女だけは、今まで一度もお見舞いに来ませんでしたが・・・・
うちらはと婆ちゃんは、特にそのことには触れず
「来れなくても、遠いから仕方ない」 と考えていたの。

けど、その叔母がね。
この間の日曜に、急遽やって来ることになりまして。

福井でのいきさつを知っているうちらは、嬉しいけれど内心ドキドキ。
婆ちゃんが余計なことを言わないか、ちょっと心配していました。

でも、結果から言うと、そんなことは全くの杞憂でして。
今回、叔母は、気分よく帰って行ったようです。

ワタシが思うに婆ちゃんは、福井でのことを、ずっと 「悪かったなぁ」 と思ってたのよ。
けど、それは今になってそう思うだけで。
当時はそんな風に考える余裕がなかった。

あのね、最近よく婆ちゃんは、ワタシにこう言うんです。
「病気のモンの気持ちは、なった本人にしか分からん」 って。

そうだね。婆ちゃん、最初の頃は怒ってばかりいたけど・・・・
あれは、うちらが婆ちゃんの気も知らず、勝手なことばかり言ってたから。
「ったく、人の気も知らず 」 と、腹が立ったんでしょ?

「助かって良かった」 とか 「リハビリやれば良くなる」 とか。
あのときの婆ちゃんは、「いっそ死んでしまいたかった」 という心境だったのに・・・・。

でも、婆ちゃんは、このふた月で本当に変わったよね。

カラダが少しずつほぐれるのと同時に、凝り固まった心も、ほぐれてきた感じ。
今はワタシたちの言うことにもよく笑ってくれるし、自分から冗談も言う。

笑う 嬉しい

こんな風になってくれるなんて、はじめは正直期待してなかったのに。

だからあの日も、婆ちゃんは意識して頑張った。
「遠いところを来てくれたから・・・・」 と、いつもの倍以上の時間、椅子に座って話していたし、杖をつき、三階の廊下をぐるりと一周してみせたのだとか。
そんな長い距離、普段は歩いたことがないのに・・・。

彼女なりの、出血大サービスだったのだろう。
何度も何度も、「来てくれて、ありがとう」 と口にしたらしい。
彼女の胸のつかえも取れたことでしょう。

だから、翌日ワタシは
「婆ちゃん、昨日は、えらかったね」 と褒めてあげた。

あずきヨシヨシ

そしたら、実はけっこう疲れたらしいけどさ。
自分がいかに頑張ったかを、興奮気味に話してくれた。

で、また以前の自分を振り返り、
「病気のモンの気持ちは、なった本人にしか分からん」 という話。

話を聞く


でまぁ、そんな話をひとしきり聞き、ワタシは帰ることにしまして。

婆ちゃんは、「あずきちゃん、いつもアリガト」 と何度も言ってくれた。

いえね。 「アリガト」 はいつも言ってくれるけど・・・・
このアリガトは、「いつも話を聞いてくれてアリガト」 なのだと思う。

今の婆ちゃんは、「繰り返し同じ話をしてしまう自分」も、ちゃんと分かっているのだ。
けど、せずにはおれない。

婆ちゃんにとってワタシは、娘とも違う、ちょっと特別な相手なのかな?

うちらは今、ちょと友だちみたいだ。




バナーお辞儀_2

花粉症により集中力不足。 
テキストが長い記事はひと苦労です。

11:19  |  リハビリ病院入院中の話  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

Comment

素敵なおばあちゃんです

ほんとにおばあちゃんもだけど、みなさん良いご家族ですね。だんだんおばあちゃんも元気になってきてるし、朗らかになってきてるし、大丈夫です!

お年寄りだけでなくても、おんなじ話繰り返す人おおいのよね、こっち。でもね、その度に笑うようにしております。話すネタなんて、結局どーでもいいのかなって。一緒に時間を楽しく過ごすってのが一番大切なんですから。病気のもんにしか病気のもんのきもちがわからん!そのとおりかもしれないですね。。。姑のお友達で、生前いろんな発作で三途の川を行ったり来たりした人がいて、その人がため息ついて、「あたし、まだここにいるのよね、なんでかしら、もういいのに。。。」みたいなことおっしゃってましたけど、切なかったです。うちの夫は、にっこり笑って励ましてましたけどね。
はなこ |  2009.03.10(火) 11:47 | URL |  【編集】

(≧∀≦)

おばあちゃんの笑顔がいいですね(≧∀≦)♪
笑顔を取り戻せたのはあずきさん家族の頑張りですよ
早くお散歩できるといいですね~
プチトマ |  2009.03.10(火) 13:37 | URL |  【編集】

私も同じ事言っちゃう。言いながら、『あ~これ話したな~』って気付きますけど。聞いた事も忘れがち。ヤバイです。以前、あずきサンが記事にしたなめたけ納豆も、初めて聞いたようなコメしてましたが、はっちーのとこで聞いてたような…( ̄▽ ̄;)

お婆ちゃん、もう3ヶ月頑張ってあるんですね!桜の季節にはお散歩できるといいですね♪
あずきサンが記事にすることでお婆ちゃんの回復の様子が記録されるし、ブログってスバラシイ!
ゆきこん |  2009.03.10(火) 15:12 | URL |  【編集】

病気の本人の心持の変化は いくら汲み取ろうと思っても難しいですよね。
でもあずきさんやご家族の皆さんが
献身的に接する事で体と一緒に心も回復していったのですね。
受け入れがたい現実だったし
思うように行かない苛立ちなど
想像以上だったと思います。
まして人に迷惑かけたくない年代の方ならなおさらですよね。
でも今こうして笑顔になって
気使いできる心の余裕ができたのは
本当に嬉しい事ですね。
おばあさんの笑顔
こちらも笑顔になっちゃいますよ。

lei |  2009.03.10(火) 16:10 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

はなこサン
そうなんだよね~、うちらは健康だから何とでも言えるけど。
若いならまだしも、婆ちゃんはもう80過ぎ。
今さら、やりたいことなんか無いんだから・・・。
実際その立場になったら、果たして生きる気力が湧くかしら?
ワタシだって、おそらく自暴自棄になると思うわ。

プチトマさん
うちらは別に何もしてませんけどね。
婆ちゃんの頑張りと病院の皆さんのおかげで、どんどん体が動くようになったから。
あのまま寝たきりだったら、気持ちも塞ぎ込んでたと思います。
やはり自分で動けるというのは、自信につながりますね。

ゆきこんサン
ワタシもブログの記事が多くなったので、「あれ、これって前書いたかな?」と分からなくなってる。
もしかしたら、全く同じ記事書いてるかも知れません。
そーゆー時は、遠慮せずツッコんで下さい。
ドン引きせずに。

leiさん
>>でも今こうして笑顔になって気使いできる心の余裕ができたのは
本当に嬉しい事ですね。
全くその通りです。
叔母への気遣いを聞き、ワタシはとても嬉しかったの。
最初はすべてが「どーでもいい」と言っていた婆ちゃんだけど
この調子で、残りの人生を楽しんでもらいたいです。
あずき |  2009.03.11(水) 01:23 | URL |  【編集】

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