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2009.02.13 (Fri)

ええんや、あずきちゃん。

こんにちは、あずきです。

ほんじゃ、昨日の記事 をを踏まえていただいたところでね。
さっそく今日の話を始めます。

婆ちゃんは、孫といえども、やたら甘やかしたりはしない性格でして。
泊りに行っても、揚げ前据え膳なんてことはなく
昔から、けっこうキビシイ人でした。

けどね。
オカンがこちらに来てからは
ワタシは彼女の態度が 「なんか違ってきたな~」 と感じ始めたの。

例えば、敬老の日にちょっとしたプレゼントを贈ったとき。

以前は「ありがとね~♪」 みたいに気軽なノリだったのに・・・

同居してからは、
「いつも気を使ってもらってスンマセン」 ・・・・みたいに変わった。
どこか他人行儀な感じになったのです。

孫の家というより、”娘が世話になってる家” という感覚だったのでしょう。
もちろんワタシには、「オカンがいなくても全然大丈夫」という態度を崩さなかった。

さて、ここからが本題。
あれはたしか、こちらに転院して間もない頃です。
ワタシはベッドの横に座り、婆ちゃんといろんな話をしていました。

当時は、「こんなとこまで連れて来られた」 と文句ばかりの婆ちゃん。
何か喜ぶ話題はないかと、ワタシは必死で探っていたの。

でね。
話の流れで、何気なく聞いたんですよ。
「婆ちゃんとオカンは、結局何年暮らしたんだっけ?」 って。

そしたら、「7年!」 と即答。
そっか、7年か~。

ワタシは、特に何も考えずこう続けた。  
「婆ちゃん、あの時はゴメンね。 ワタシがお母さんを呼んでしまって・・・」

そう言いながらも、ワタシは心の中で、こんな言葉を期待していた。
「気にせんでいいよ」
当然そう言ってくれると思い込んでいたのだ。

が、しかし・・・・彼女の口をから出た言葉は

「ほやほや (そうだそうだ)。

 あん時は、あずきちゃんが あんな事言うさけぇアカンのや



え?


あずきガーン


ワタシは内心、すごいショックだった。


「最終的には・・・」 の時と同様


まさか、こんな答えが返って来るとは思わなかったから。





けどね・・・・

一瞬ワタシの顔色が変わったのでしょう。
彼女は慌てて今の言葉を打ち消した。





「あ


・・・・・・・・。


ええんや! あずきちゃん。 


婆ちゃんいいえ1


婆ちゃんは、ええんやて!」




そう。 倒れる前なら、絶対あんな風に言わなかった。
彼女自身、自分の言ったことに、ちょっとビックリしてる様子。
病気で不安定になった心が言わせたのだと思う。

ただ、言い方はともかく、心の片隅にそんな気持ちがあったのはたしかだろう。
やんちゃな子どもになっていた時期なので、あんな言い方になってしまったのだ。


あずき頷いて聞く2


「ほやね(そうだね)、婆ちゃん。

全部ワタシが悪かった。 ゴメンな。

婆ちゃん寂しかったやろね。 おらんようになって困ったやろね・・・」




けど婆ちゃんは、ワタシの気持ちをなだめようと、一生懸命こう言ってくれたの。


「違うて。 あずきちゃんは悪うない。

婆ちゃんいいえ1

婆ちゃんが、こんな体になってしまったからや・・・・。

こんな体にさえならんかったら、良かったんや」




彼女は 「自分さえ我慢すれば・・」 と、今までずっと強がっていたのだろう。

予定通り、あのまま元気だったら、誰にも迷惑かけずにいられたのだけれど・・・・
意に反して、こうなってしまったのが悔しくてしょうがないのだ。



ああ

まったくなんて人なんだろう・・・・・。


あずき頷いて泣く





正直最初は、毎日病院に行くつもりなどありませんでした。

「オカンはともかく、ワタシは時々でいいや」 って。





でもね。

あの日、ワタシは決めたのです。


もう決して 「婆ちゃんに寂しい思いはさせない」 って。



「これから一緒に楽しい思い出をいっぱい作ろうね」


ワタシは心の中で、婆ちゃんにそうつぶやいた。







バナー青空.

皆さんは、よくなくてよ。
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10:30  |  リハビリ病院入院中の話  |  トラックバック(0)  |  コメント(7)

Comment

そう、その通りです!

おばあちゃん、寂しかったんですね。そうだよね。でも、こんなかんじでぽろっとでてしまったことで、ショックだったかもしんないけど、お互いの関係に良い方に向かってるんです!

みんなが幸せに暮らすって、難しいこともあるけれど、なるべく沢山笑って楽しくすごしたいですよね、人生一回だもん。あずきさんの舵取りがしっかりしてるし、前向きだし、同居じゃないにしても、旦那さんも親戚の方もみーんな力になってくれてるから、きっと楽しいことも沢山あると思いますよ。

話し違いますけど、福井弁かわいいですね。ほやほやは、岐阜弁ではね、ほーけ、ほーけっていいます。ほけほけっていう短いバージョンは覚えてないですけど、あるかもねえ。。。かあちゃんにきいてみます。今度帰国するときは、ほんっと、ばあちゃんとこ(伯母と同居)に顔をださないといけないなーって思いました。
はなこ |  2009.02.13(金) 11:31 | URL |  【編集】

かなりショックな一言だったんですね。でもお互い心に積もっていた思いを相手に伝え合うチャンスでもあったんじゃないですか。話す事でおばあさんとの距離感が少しずつうまってくるのではないでしょうか。
これからの生活を考えると気持ち押さえてばかりより ある程度言い合えて
気持ちよく話せる関係がつくれそうだし。
おばあさんとすごす時間をより良くするために必要な出来事だったんじゃないかなー、なんて思いました。

lei |  2009.02.13(金) 12:22 | URL |  【編集】

女の鑑

本来女性というのはお婆ちゃんのように、いじらしいほどに強く他者の為にいつも我慢して、それでいて何でもないように笑って皆を安心させる力を持っているのではないでしょうか?どちらかというと逆の方向へ行きがちな自分を反省・・・ぽろっと本音を覗かせながらもあずきさんを気遣うお婆ちゃん・・・素晴らしい!!!
山 |  2009.02.13(金) 12:29 | URL |  【編集】

最初のコトバがおばあちゃんの優しさ。

おばあちゃんはお笑い的なセンスのある天性の人。

ホントは最初の「あずきちゃんがあんな事いうさけえ。。」で
あずきさんに心を軽くしてもらはずだったのに、
「そやから、謝ってるやん、おばあちゃんのいけずゥ」
(これは何弁でしょう?)
ってリアクションをもらうはずが、しまった!スベッタ!だった。。
で、あわてて、フォローしたけど間に合わず。。

とワタシは感じました。
孫の2倍、人生のキャリアがあるんですから。

でも最終的にはあずきさんが毎日顔を見せてくれることになって、
ラッキーだったじゃないですか。この勝負、おばあちゃんの勝ち。

あずきさん、実家の事情や、オカンさんのいきさつがあるので、
この血縁の縦のラインに関してはウエットになりがちですが、
どっこい女はたくましく生きている。

ときにはおばあちゃんに甘えてみるのもいいですよ。
きらりん |  2009.02.13(金) 13:08 | URL |  【編集】

ふふふっ(-_-メ)

あら~いいんじゃないですか?(*´∀`)ノ
おばあちゃんの正直な気持ちでしょうから
寂しかったんだと思いますよ・・・
でも、何歳になっても愛するわが子の幸せが一番♪
がばいばーちゃんでも似たようなエピソードが
あったような・・・多分・・・(@_@;)たぶん・・・
素敵な女3世帯じゃありませんか
私は大好きですよ♪(*´∀`*)
プチトマ |  2009.02.13(金) 15:29 | URL |  【編集】

あずきさんは、偉いなぁ・・・

私は、自分の父に、そんな事云われなかったよ…
私のお父さんも、あずきさんのお祖母様みたいだったらぁ~って思いました。
あずきさんは、偉い。
この世で善行してはるな、って感じました。
無理しないで、頑張って下さい!

mimi
mimi |  2009.02.14(土) 00:31 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

はなこサン
そうなんです。福井弁って、標準語の「そう」が「ほ」、「だ」が「や」になってるの。
「そうだけど」は「ほやけどぉ~」、「そうだ」は「ほや」。
なんにせよ、呑気な言葉です。

ところではなこサンって、岐阜の出身なんですか?
(´・∀・`)ヘー  なんだか意外・・・。

leiさん
ええ、かなりショックでした。
ずっと婆ちゃんの言葉を鵜呑みにしてたので・・・。

でも・・・・
あの日のことも、もうすでに”いい思い出”です。

山さん
なんかね~。
婆ちゃんはとにかく”ツンデレ”なんですよ。
突き放されたかと思うと、抱きしめてくれる感じ。
たしかに”いじらしさ”は兼ね備えてますな。

きらりんサン
冗談を言うつもりだったかどうかは分かりませんが・・・・
たぶん婆ちゃんは、とっくに許してるから言ったんでしょうね。
けどワタシにとっては、ず~っと気にしてたことだったから・・・・。

ウェットで 「(´=`) スンマソーン。
ワタシ、いろんなことにジ~ンとなりやすいんですよ。

プチトマさん
やっぱ、寂しくて当たり前ですよね。
あの日は鎧を脱いだ婆ちゃんに会えた気がします。

たぶん、「ええんやて!」と言ったあの顔は、ず~っと覚えていると思う。

mimiさん
ちゃいますよ(ヾノ">∀<) あたしゃ全然偉くないです。
単に、婆ちゃんと一緒にいたいだけ。

彼女は、教えるともなく・・・
いろんなことをワタシに教えてくれている気がするのです。
あずき |  2009.02.14(土) 00:47 | URL |  【編集】

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