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2008.08.12 (Tue)

キウイにまつわる話

こんにちは、あずきです。
いきなりで何ですが・・・・

ワタシの中学時代は、校内暴力真っ盛りの頃で、イジメなんかもありました。

ただ、ワタシ自身は、飄々と生きていましたね。
率先してイジメをした覚えはないし、された記憶もない。

が・・・・
なんとなく心に引っかかっていることがありまして。

キウイを食べる度に、それを思い出すのです。

さて、この 「キウイ」 という果物、そう昔からあったわけではありません。
日本に出回るようになったのは、おそらくワタシが中一の頃。 
80年代前半だと思います。

当時、クラスに ”U子さん” という子がいました。
別に普通の子でしたが、何かのキッカケで、イジメのターゲットになってしまった。

ワタシは部活が一緒だったので、不自然でない程度には話しましたが・・・・
つかず離れずの関係を保っていました。

が、ある日、部活の前にお弁当を食べていると、U子さんの手に変わったものを
見つけました。
すごくきれいな緑色をしている。

ワタシは思わず、「U子さん、それ何?!」 と訊いた。

U子さんの家は割と裕福で、毎回すごく豪華な弁当を持ってくる。
うちのオカンが作る弁当とは、大違いだ。

「ああ、これはキウイフルーツ。 外から見るとこんな風ですが、中身はこんな色です」
彼女は、半分に切ったソレを見せてくれた。

で、 「良かったら、どーぞ」 と、ワタシに勧める。

s-キウイあげる

ワタシは 「これは高級なモノに違いない」 と思ったので、いったんは遠慮したのだけど、やはり誘惑に勝てずに頂いてしまった。

「イチゴとレモンを足して二で割ったような・・・、でも違うなぁ」
とにかく、初めて食べる味でしたね。


s-あずきキウイ



でね・・・・。
彼女は翌週の弁当にも、キウイを持って来た。
で、「半分どうですか?」 と、またくれる。

一応ワタシも、自分のメインおかず (具体的にいうと唐揚げ) などを差し出すのだけど、彼女は 「いいです」 と言って受け取らない。
彼女には、食べ切れないくらいのオカズがあるのだ。

3回くらい、そんなことが続いたかしら?


ワタシは着替えている最中、深く考えず、友だちにその話をした。


「なんか、うちが貧乏だからさ~、『めぐんでもらってる』 みたい」


s-あずきお手上げ

半分おどけて言ったつもりだったけど・・・・

友だちには、「そーだよ。 もらう方がおかしいよ」 と言われてしまった。


それから数日後、HRの時間を使い、「イジメ問題」 を話し合うことになりました。

最初は、先生がいじめている子を、注意するような形だったのだけど
途中から 「いじめられている方にも、原因はある」 みたいな話になった。
注意された子たちが、反撃に出たのだ。

で、なんと・・・・・




「あずきサンだって、可哀想なんです!

s-キレる友だち


例の友だちが言い始めたので、あたしゃビックリ!

「U子さんは、自分ちが金持なのを鼻にかけている」
ということになってしまった。

ワタシは 「まずいなぁ・・・」 と思ったけれども、
まあ、そーゆーニュアンスのことを言ったのは事実だ。

ここで、「そんなこと言ってない」 と言えば、友だちから 「嘘つき」 「いい子ぶってる」
と思われるだろう。


「ええ、まあ・・・・・そんなこともありました
 
もう、キウイはもらわないようにします。」


s-あずきいや、まあ・・・


ワタシはしどろもどろで嫌な汗をかき・・・・
HRはグダグダで終了。



とまあ・・・・

話としては、それだけのことです。

HRの後も、U子さんの立場は特に変わらず、彼女は淡々過ごしていました。


私たちは、相変わらず不自然でない程度には話したけれど
その件に関しては、お互いに触れなかった。


ただ、彼女は弁当にキウイフルーツを持って来なくなり・・・・・

逆に中三頃には、値段が安くなっていたのでしょう。 
皆が、フツーに持って来るようになった。




ワタシがキウイを見るたび胸がつかえるのは、

こんなことが原因なのです。



彼女はきっと、ワタシと友だちになりたかったのだ。





バナー  あの時はゴメンね、U子さん。
 こんなワタシを、どうか許して。
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11:33  |  たべもの全般  |  トラックバック(0)  |  コメント(9)

Comment

U子さんは今はシアワセよ、きっと

あずきさん!
U子さんはきっと今はシアワセな人生を送っています。
キーウィを見るたび、彼女もあずきさんを思い出しているに違いありません。
あずきさんの優しさを思い出して暖かな気持ちに浸っているはず。
ワタシだったらすっぱい思いでもそう置き換えてしまうわ。

ところでキーウィはワタシも大好物。
干して乾燥させたドライキーウィもワイキキでだけ食べられるキーウィのジェラートにも目がありません!
あのツブツブ感がたまらない~!
akiko |  2008.08.12(火) 11:52 | URL |  【編集】

いじめられる方が悪い?

今日の記事は私の古傷をチクリ

昔、私の息子もいじめに合ってました
学校の先生に相談すると
「いじめられる方にも問題があります」

いじめ問題を解決できない無能教師の
自己弁護  都合のいい屁理屈です

ある日会社を休み、息子の下校時刻に隠れて
見張ってたら、息子が大勢に追われて
泣きながら逃げてる惨めな姿を目撃

瞬間、脱兎の如く飛び出て行き、追いかけてた
悪がきどもを総ビンタ

それ以来いじめはなくなりました
父兄からも苦情なし
(もし苦情がきたらその父兄もぶっ飛ばして
やるつもりでしたが)

いじめを正当化しちゃダメです

沖縄でレイプされた少女に対し
「レイプされる側にも問題がある」
そういう報道をした週刊誌があったけど
それと同じ屁理屈と思います


思わず大マジになってしまいました


酔虎 |  2008.08.12(火) 12:19 | URL |  【編集】

こんにちは

訪問ありがとうございました。
コメントまでいただいてv-415

イジメ・・・いつの時代も何処の世界でもありますね。
akikoさんの言う通り、あずきさんの気持ちは伝わってると思います。


また遊びに来て下さいねv-344
栞 |  2008.08.12(火) 13:59 | URL |  【編集】

いじめ...小中高と女の子って グループ化してそれ以外のコのこと疎外したりよそよそしかったり、そんな雰囲気でしたね。

何気ない一言、あずきさんの言葉が
思いがけないニュアンスで受け取られ
て、双方とも苦い思いをしてしまったのですね。

U子さんといつか会って胸のつかえが取れるお話ができるといいですね。

lei |  2008.08.12(火) 16:04 | URL |  【編集】

ワタクシ、中学の時に「お墓」作られた事あるんですよね~。
その当時はそりゃー衝撃でキレてやっつけてやりましたけど、
やっぱイジメってキツイもんです。
大人になってもそんな体験したとかなかなか
言えなかったんですよねー。
トラウマだったんでしょうかね、どっかで。
今は味方だって信じられる友人にも恵まれて
笑って話できるんですけど。

それで思うんですけど、イジメられている時って、
少しでも話しが出来る存在ってすっごくありがたいんですよねー。
救われます。
ワタクシも今でも感謝している同級生が何人かいます。
いつか会えたらイイナーって思ってるんです。
U子さんもそうじゃないかなーって思います。
はちみつココア |  2008.08.12(火) 16:23 | URL |  【編集】

U子サンは、あずきサンが話し掛けてくれたのが嬉しかったんですね☆
ワタシも幼稚園時代ですが、すっっごいおとなしーい子と、バスが一緒で結構話してたんです。雑貨屋サンの子で。ある日我が家に遊びにおいでよ、って誘ったらお土産持ってくるって言って『何でもあるよ、何がいい?』と。何かは忘れたけど、持って来てくれましたが、ワタシは親から怒られましたね~。ワタシがねだったみたいな話になってて…

それ以来、その子が家に来る事はありませんでした。でも、きっとその子は私ともっと仲良くなりたくてプレゼントを、と思っただけなんでしょうケド。

なんかこういう体験って、忘れられないですよね(._.)
ゆきこん |  2008.08.12(火) 21:27 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

akikoさん
そうですね。
彼女は優しい子だったので、きっといいお母さんになっていると思います。

ドライキウイ ←干し柿・干し芋好きのワタシは興味シンシン。
日本でも売っているのかしら?

酔虎さん
そうでしたか・・・・。
ツライことを思い出させてしまいましたね。

おそらくイジメというのは、自分より弱者をいじめて、ストレス解消してるだけなんです。
そんな形でしか、優越感を味わえないという・・・
いじめる側の問題だと思いますよ。

大マジになってくれるお父さんで、息子さんは救われましたね。

栞さん
そうなのです。
職場でも地域でも、あらゆるところでイジメは起こっている。

教師の間でさえ起こっているのだから、なくすことは無理でしょうね・・・。

leiさん
ホント、あの年代の子は、すごく残酷ですよね。

一歩間違うとどうなるかが分かるだけに、
U子さんをかばってあげられませんでしたe-263

はっちー
そっか・・・。
はっちーにも嫌なこと思い出させちゃったかな。ゴメンね。

でも、U子さんも、はっちーみたいに明るいキャラになってるかも知れないね。
そうなっていることを、激しく希望します。

ゆきこんサン
彼女が受けてたイジメは、「何かをされる」というよりは
「何もされない」って方向だったから・・・。
多少なりとも話しかけるワタシの存在は、貴重だったのかも知れない。

彼女の気持ちには、気付いていたんだけどね・・・e-263




あずき |  2008.08.13(水) 00:41 | URL |  【編集】

遅ればせながら書かせてね。。

あずきさんのキウイのお話、私に、ヒットしちゃったので遅ればせながら。。

私の中学の同級生にY子さんという不登校の人がいて、
その頃は休んでいる人は皆が協力して登校させなくては!という時代だったので、
お家に迎えに行っていました。
それでもなかなか登校はしなかったのですが、ある日、何人かで彼女の家にいくと、
戸は開いているのに、本人の姿は見えず、
こたつの上に「タレント募集」の雑誌のページが開いてあり、ほとんど喋らない彼女が、
けっこう前向きなんだあという思いからではあったのですが、
「へ~、タレントになりたいんだあ~。」と大きな声で言ってしまったのです。
どこかで隠れていた彼女はたぶん、バカにされたと思ったに違いなく、
それからも登校しませんでした。
そのことが、何十年経っても忘れられず、
心に土足で踏み込んでしまったことを謝りたい気持ちを引きずっていました。

そのクラスは3年おきにクラス会をしてきましたが、案内を出しても、
返事が来たことはありませんでした。
ところが、2年前、私の店でクラス会をやることになり、
案内の発送と受理を私が担当することになり、会えたら一言謝りたいなと思いながら、
それでも過去のことはハガキには書き込みませんでした。
自分の子どもが不登校になって、初めてわかった思いなども書きたかったのですが。。

すると、今まで一度も返事をよこさなかった彼女が返事を送り返してくれました。
欠席しますの返事でしたが、私の元に届いた彼女のコトバがとてもうれしかったです。
彼女は結婚していました。

あずきさんも、時を経て、今だからキウイのことが言えるようになったのですね。
彼女を思いながらブログに書いたU子さんへの気持は、きっと届いていると思いますよ。

きらりん |  2008.08.13(水) 17:16 | URL |  【編集】

>きらりんサン

なんか、こーゆーことって、あとからきますよね。
まさか27年経っても悔やんでるなんて、思ってもみなかった。

彼女のことは、今も、かなり細部まで覚えています。

ところで、きらりんさんとこでクラス会やったんですか?
他の店だと仕事で行けないでしょうから、良かったですね~♪
まあ、いろいろ大変だったでしょうけど・・・v-356
あずき |  2008.08.14(木) 00:14 | URL |  【編集】

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