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2008.06.04 (Wed)

お葬式の日のこと

仮通夜・通夜と、ほとんど寝ていないワタシ。
葬儀の朝は、こんな顔をしていました。 ↓

あずき顔寝不足
そんなつもりじゃなかったけれど・・・・、”憔悴しきった嫁” そのものです。

でも、あと半日頑張ればいいのよ。
「今夜は、マンションで休める」 それだけを心の支えに、三日目が始まりました。

心配していた喪主の挨拶も、無事終了。
喪主の挨拶
葬儀が終わり、次は出棺です。

ワタシは棺に入れるものを持って、お義母さんのところへ行きました。
いよいよこれが、最期のお別れです。

「お義母さん・・・・」 
と、声を掛ける。


すると、その瞬間・・・・・



涙がボロボロあふれ出ました。





あ~~~ん、嫌だぁぁ~~!

棺

涙がとめどなく流れます。

棺にフタをするなんて、嫌だ。
お義母さんが焼かれるなんて、嫌だ。

ワタシは、まるで子どものようでした。
もう、何が何だか分からないくらいに・・・・・

周りは、ビックリしていたと思います。
ワタシは、あんな風に泣くキャラではないですから。

けれどもう、とにかく泣けて泣けて・・・・
自分でも、なぜそうなったのか分かりません。

いつの間にか棺から離され、母と妹に抱きかかえられていました。

結局、その後もワタシは、ずっと肩を震わせて泣き通し。

葬儀泣く

けれどまあ、ワタシが泣こうが叫ぼうが、段取りは進行し、やがてすべてが終了。

ワタシは例のおばさんに、お礼を言いに行きました。
が、この三日間、厳しいことを言われ通しでしたから、気持ち的にはビビっている。

するとやはり・・・・
彼女は怒りだしました。

「あずきサン、さっきのアレは何よ!
私は湿っぽくなるのが嫌だから、まわりにも絶対泣かないように言っていたのに

「Σ(´∀`||;) あ、そうでしたか・・・。 す、すいません」

「でもね・・・・
あなた、泣きながら、ずっと
『ありがとうございました』って言ってたでしょ」

( ̄- ̄)・・・・・・
ワタシは、正直言って覚えていないのだ。
そう言った気もするし、別のことを言った気もする。
”ありがとう”という気持ち、”ごめんね”という気持ち、いろんな気持ちが入り交じって、説明が出来ない。

「・・・・・。
まあいいわ。 とにかく、何回も何回も、嗚咽の中で言っていたの。

私、それを聞いて、もう胸がいっぱいになった。
”お姉さんは、いいお嫁さんと出会えた”
そう思ったわ。

そりゃあ、いろいろあったでしょう。

でも、全部ひっくるめて・・・・・


良かったのよ。

私、お姉さんを、うらやましいと思った」

泣くおばさん
 
何度も言うようですが、ワタシと義母の関係は、決していい時期ばかりじゃありませんでした。
おばさんだって、それは分かっていたでしょう。

この人は、親戚の中で、一番お義母さんの世話を焼いてくれた人です。
(病気になる以前から、お義母さんには世話を焼かざるを得ない部分がありましたから・・・。)
入院中も、ほとんど毎日来てくれました。

ワタシのお義母さんに対する複雑な気持ちは、おそらく彼女が長年抱えてきたものと同様だと思います。
彼女だって、いろいろ思うところはあったに違いない。

けれど彼女は、それを全部ひっくるめて、良かったのだと言うのです。


書き足りないことも多いので、読者の方には上手く伝わらないかも知れません。


でも、ワタシはこの日、楽になりました。

そう、とにかく楽になったのです。


お葬式をしたことは、

ワタシの中で ”いい思い出” となって残っています。



義母に感謝し、周囲の人みんなに感謝した三日間でした。



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この三日間、下手な長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
10:52  |  お義母さん  |  トラックバック(0)  |  コメント(15)

Comment

うううううー(T_T)
涙が止まりません(T_T)
上手くこの気持ちを文字にする事が出来ないのがものすごくもどかしい(T_T)

あずきさん、いい話をありがとう<(_ _)>
かめぱ |  2008.06.04(水) 12:59 | URL |  【編集】

重荷で大変な3日間お疲れ様でした。
十分責務をつとめて、周りに感謝して、
送り出す事ができるお葬式が出来るなんてなかなか ないですよ。
 
お別れの時、自分でも無意識に抑えていた感情が一気にあふれ出たんですねー。
あずきさんの正直な気持ち、そのおばさんも感じるものがあったんでしょうね。
おばさんに言ってもらった「よかった。」という言葉
ありがとう、とかご苦労様にも思えますね。
頑張ったあずきさんへのねぎら
いの言葉なのかな。
一番世話を焼いてくれた人の言葉ですから賞賛に値するのでは。

lei |  2008.06.04(水) 13:36 | URL |  【編集】

あずきさん(T_T)・・・
上手く言えないけどそーなんだね・・・
私も煩わしいなんて思わないできちんとしてあげよう
父はクラシックをずっと流して欲しいそうです
プチトマ |  2008.06.04(水) 14:13 | URL |  【編集】

実の姉妹の気難しいおばさんが感謝してくれたのですから、あずきさん本当によくやったのですよ。
お葬式はとにかく気が張っていて段取りばかりを気にしちゃってます。
お式の何日か経ってからまた泣けてきませんでしたか。
バルおばさん |  2008.06.04(水) 17:51 | URL |  【編集】

脚本家の三谷幸喜さんが葬儀委員長を務めた時、こんな挨拶をしたそうです。

「人には、二度死が訪れると言います。一度目はこうした別れ、そして二度目は誰も氏を思い出さなくなった時訪れると言います。でも私は決して彼を忘れることはないでしょう。ですから彼は二度目の死がおとずれることはないのです。」

なんか良くて少し覚えていたのですが、そんな意味において良い一周忌でしたね。

さて、週末は父の七回忌、叔父叔母が集まります。父の兄弟姉妹だけ呼んだらしいので、大した人数にはならないと思いますが、何せ10人兄弟。今から少し気が重く感じられます。

最後に、元気よくポッチっと!!
ひろくん |  2008.06.04(水) 23:17 | URL |  【編集】

~~全部ひっくるめて、良かったのだと言うのです。~~
そっか~ そうなんだ~ 『ありがとう』って最期の別れの言葉、言えるヒトもステキだし<記憶に無いってのも。。。クスクス> 傍で聞けるってのもいいもんですね
「ありがとう」 の言葉で叔母さんもお義母さんもあずきさんも救われたようで・・・ホント良かったぁ。
もみんじ |  2008.06.04(水) 23:34 | URL |  【編集】

ワタクシ、昔っから「ありがとう」って言葉が
単純ですけど、とっても好きです。
自然にこの言葉で出てくる人になりたいと
心から思っています。

お別れの時に、溢れ出す感情が「ありがとう」だったなんて、
なんて素敵な事なんでしょう。

だから今、プッチンプリン(しかもデカサイズ)を
優しい気持ちでお供えできるんですね。

お葬式って、故人とのお別れをするだけでなく、
送る側の人々の気持ちを静めてくれる為にもあるのかもと思います。

はちみつココア |  2008.06.05(木) 00:02 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

かめぱサン
ええ、書いてる本人が上手く言えてないんですから、かめぱサンが言えなくても
大丈夫。(笑)
少しでも、何かが伝わったなら、それで十分です。

leiさん
たぶんずっと「頑張らなくちゃ、しっかりしなくちゃ」と、
そればかり考えていたんでしょうね。
間際になって、「これっきりだ」ということに気づいたんだと思います。
自分で自分にビックリしました。

プチトマさん
お葬式も法事も、やってみて初めて分かったことがあります。
お父さんに具体的な希望があるなら、それは絶対かなえてあげて下さいね♪

バルおばさん
おっと、スイマセン。
このおばさんは、義理の妹で未亡人です。
何の責任もないのに、よく面倒をみてくれました。

このあと、やっぱお義母さんの荷物を整理していたら、ウルウルしましたよ。 
で、結局なんにも捨てられずにいます。

ひろくん
へぇ、三谷監督でも真面目なこと言うんですね。(笑)
お義母さんのことは、いつも思い出していて、
このことも、いつか書いてみたいと思っていました。

ひろくんも法事頑張って下さいね。
思い出話に花を咲かせてちょうだい。

もみんじサン
この時は、ワタシ自身が一番驚いたかも知れません。
人の気持ちって、コントロールできない時があるんですね。
「バーローe-262」とか言ってなくて、本当に良かった。

はっちー
お葬式をやる前は、一方向からしか義母を見ていなかったと思うんだけど
沢山の人から話を聞いて、改めて知った事も多いの。
どれだけ私たちのことを思ってくれていたか・・・・。

生きているうちに、もっと言っておくべき言葉でした。
あずき |  2008.06.05(木) 01:13 | URL |  【編集】

失礼かもしれないけど、意外な展開!
でも、本当に心の底から出た言葉が『ありがとう』なんですね。
お義母サンも、デカプッチン食べながらあずきサン達を見守ってくれてますよ☆
終わりよければ全て良し!です
ゆきこん |  2008.06.05(木) 06:29 | URL |  【編集】

あずきさん

はじめまして!
お義母さまを送るあずきさんの素直な気持ち、
すごく伝わってきました。
そんな泣かせる風でもないのに涙が。。。
お葬式の周りの人にも伝わったんですね。
命日、プリンを食べて書かずにいられなかった
あずきさん、優しいですね、素敵です。
いずねずみ |  2008.06.05(木) 10:30 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

ゆきこんサン
>>失礼かもしれないけど、意外な展開!
えっ? 意外?!
ど、どーいうことかしら?
てか、どーいう展開を期待していたの?

やっぱ、あれ?
カックンとか・・・・。(;¬∀¬)ハハハ…

いずねずみサン
はじめまして。
いえ、ワタシって、ただマイペースなだけかも知れません。
自分のタイミングでしか、泣けないらしい。(笑)

優しくも素敵でもないですが、これからもヨロシクお願いします。
あずき |  2008.06.05(木) 11:11 | URL |  【編集】

「例のおばさん」

たしかに、ぜんぶひっくるめて、というのがすべてを物語ってますね。
お義母さまもきっと天国で「そ~よ、わかった?」と二マッとされてるんじゃないでしょか。
ブログではじめて泣きました…。
プチキレれすとらん |  2008.06.05(木) 17:50 | URL |  【編集】

>プチキレれすとらんサン

一生懸命読んで下さって、ありがとうございました。

本当に良かったのかどうかは分からないけれど、そう思うことにします。
全部ひっくるめてワタシ。
いろいろ悔やみながら、生きていくのです。
あずき |  2008.06.06(金) 00:16 | URL |  【編集】

ええ話や

うおー、
いいお話ありがとう。
私も長男のヨメなのですが
78歳の姑になかなか懐けずにおります。。。
姑の入院も何度か経験したけど、そのたびに
疲れちゃって、優しくできなかったし。
いざその日を迎えたら、私はどれだけ悔いるだろう。
あ、姑は元気なんですけどね。
笹丸 |  2008.06.06(金) 06:11 | URL |  【編集】

>笹丸さん

ワタシも格好いいこと言っていますが、
本当に優しい気持ちになれたのは亡くなるひと月くらい前からです。

まあ、人間って、そんなものですよ・・・。
あずき |  2008.06.06(金) 12:15 | URL |  【編集】

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