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2008.06.02 (Mon)

義母を亡くした日のこと

あずき全身お参り
今日は、義母の命日です。
なので、今日の記事はちょっと真面目です。

義母とのことを思い出すと、
「どうしてあんなことを言ってしまったのだろう」
「どうしてあんな態度をとってしまったのだろう」
沢山の後悔があります。
ワタシと義母は、彼女が亡くなる直前まで、心から打ち解けてはいませんでした。

ただ、表面上は、いいお嫁さんであったと思います。
なぜなら、そう見られたくてやっていたことばかりでしたから。

本当に義母の気持ちを考えてあげていたのか?
それに関しては、はなはだ疑問なのですが・・・。

義母のガンが発見されてから看取るまでも、同様。

彼女の場合は、ガンが見つかった時点で、もう相当な末期でした。
すぐに人工肛門の手術をし、即、抗ガン剤治療。
主治医からは、「半年から一年と思ってください」 と言われました。

その当時は、同居後まだ日も浅く、義母に気疲れしている毎日。
ワタシは、主人のように、全面的に 「悲しい」 という気持ちになれませんでした。

いえ、もちろんショックでしたし、義母がかわいそうでした。
ただ、”果たして、そんな状態のお義母さんを、キチンと自宅でお世話出来るのか?”
そういった責任感の方が、重くのしかかったのです。

ワタシの不注意で、感染症にかかるようなことがあったら・・・・
目を離した隙に、容態が急変したら・・・・
なにか、他人の荷物を預かっているような、そんなプレッシャーがありました。

けれども義母は頑張り、当初言われた予後よりも、長く生きてくれました。
人間というのは勝手なもので、というか、ワタシは勝手で、
医者が言う予後をクリア出来た時、責任を果たせたかのような安堵感がありました。
本当にあさましい気持ちです。
そこから先は、あるきっかけがあり、心からお世話できるようになったのですがね・・・・。

けれど、せっかく介護に全力投球し始めたワタシも、義母の死を直前に控え、また別のことに囚われ始めました。
これから先のことです。
義母の手を握っていても、つい、この先の段取りが頭をかすめる。

こんな状態でも、普通に店は営業しているので、”お客様に迷惑をかけたくない”という気持ち。
そして、あとに続く、形式的なこと。

義母は昔から近所づきあいもないアパート暮らしで、今の住まいも引っ越したばかりのマンションです。
主人には、父親も兄弟もいない。
間違いなく自分たちが対応しなくてはいけない問題なのだけれど、母の存命中は、夫婦の間でさえ、そんな相談は出来ず・・・。

ワタシはまた、「責任を全うする」 というプレッシャーにさいなまれていました。
心のどこかで、そのことを考えてしまう。

この日。
「あと2、3時間らしいので・・・」 と集まってもらった親戚も、最初のうちこそひっきりなしに語りかけましたが、5時間6時間経つうち、モニターばかりを見つめるようになりました。

結局約12時間後の午後8時頃、数字は0から動かなくなり、「ご臨終」 を告げられることに・・・・。

けれども、その時のワタシに、あふれ出る感情はありませんでした。

臨終

こんなに冷静でいられる自分が不思議でしたが、事実なのですから仕方ありません。

お義母さんとお別れした瞬間の思い出は、なんだか実感がなく、逆に他の人がお芝居をしているかのように見えました。
こんな感想を持つのは不謹慎だと思いますが、その時の率直な感想です。


さて、ちなみに今朝は、主人がお経を読み三人だけでお参りをしました。

ねぇお義母さん、法事では気取ったお菓子をお供えしちゃったけど・・・・
今日は ジャンボプッチン をお供えしたよ!

プッチンプリン

お義母さんが本当に大好きだったのは、プッチンプリン。
ゴハンは大嫌いで、冗談なのか本気なのか、これとビールで生きていきたいと言っていました。

ワタシはそれが気に触り、自分は意地を張ってプッチンプリンには手をつけなかった。
「栄養がどう」 とか、「偏ったものばかり食べて」 とかうるさく言ってね・・・。


でも、今は懐かしくて、お供えしたあとワタシも食べています。

食べてみたら意外と美味しいので、今日もまた後悔するんだろうなぁ・・・・。



”頑張り過ぎる嫁” でいたことを。

あずき顔泣く



ちなみに明日は 「お通夜の日のこと」 明後日は 「お葬式の日のこと」をお送りする予定です。 ワタシの心の変化をお楽しみください。


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11:59  |  お義母さん  |  トラックバック(0)  |  コメント(13)

Comment

初めまして。

いつもあずきさんのブログを楽しみに拝見しています。
今日のお話につい、コメントを残したくなりました。

私も現在同居中。。。あずきさんの気持ち、わかるような気がします(-_- )
私の想像では、きっとそういう場面で泣くと思いますが、きっともらい泣きではないかと。
自分の感情で泣けるかな~・・・と思っちゃいます。

現在、義母との関わりはやはり表面的です。
仲違いしてる訳ではないけれど、心底かけがえのない存在とも思えない。
心から打ち解けるのは、一生無理かな~。

もしかして壁が取り払えるかも?と希望が持てる瞬間がない訳ではないんです。
でも、いつも「はぁ~・・・やっぱりダメか~」って結末になってしまいます。
それが続く内に、結局「希望を持つだけガッカリする。なら期待するのはよそう」と思うようになりました。

それは、今まであった事柄のせいではなく、相性とか性格や育ちの違いとか。
これって、こちらばかりのせいではなく、義母側の気持ちもあると思うんです。
お互いに相手との違いを認め合い、尊重し合ってこそ、歩み寄れると思うんですよね。

残念ながら、我が家は今の所そこまで望めそうにありません(--;)

あずきさんの心情の変化のお話の続き、待ってます。
rie☆ |  2008.06.02(月) 13:53 | URL |  【編集】

ジャンボプッチンに涙が・・・

お供えのジャンボプッチンに思わず涙がこぼれました。

ワタシは国際結婚大先輩の80歳の義母(日本人)を大変尊敬しておりまして、歳の離れた女友達、ってかんじのお付き合いです。

あのトシでなお事業意欲のある義母からは学ぶところ多く、一緒に過ごす時間が貴重で心から楽しめます。

でもそれも同居していないし、彼女が私たちにまったく依存していないからでしょうね。

結婚後8年ほどはワタシを嫁ともみとめていませんでしたが2年前に初めて指輪を譲られたときは「やっと認めてもらえた」と言う気持ちがこみ上げ涙が止まりませんでした。

あずきさん、頑張らないヨメより頑張りすぎでも頑張るヨメがいいに決まってます!
どうぞ、後悔なぞされませんよーに・・・

akiko |  2008.06.02(月) 15:59 | URL |  【編集】

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2008.06.02(月) 16:16 |  |  【編集】

キーゼルバッハから 今日の話題と
変化にとんだあずきさんのブログ油断大敵ですねー。

同居間もないお義母さんをお世話する、それも死期を宣告されて。
相当なプレッシャーであずきさん、苦しかったでしょうね。
亡くなったときのあずきさんの反応、
私は実の父の時にそうでしたよ。
決して悲しくないわけじゃないのですよね。
私は自分が段取りしてししまう
状況でしたので てきぱき指示していたと思います。
でも寝る前や、落ち着いたころにどーんときました。

明日からの記事
ナニがきっかけで 心からお世話できるようになったのか、
そしてあずきさんのこころの変化、早く読みたいです!
lei |  2008.06.02(月) 16:24 | URL |  【編集】

私も自営業の夫が長男なので当然のように義父母、義姉!!までいました。
心から打ち解けられなかったのは誰でもそうです。私もただの一度も
口答えした事はなかったけど、素直だったからでなく嫌な嫁と思われたくなかったから。
でもやはりある事をきっかけに仲良くなれたけど。
他人だった人が一緒に暮らして介護するというのはとても大変な事です。
あずきさん、ご苦労様でした。
バルおばさん |  2008.06.02(月) 17:09 | URL |  【編集】

わかります

ウチも4年前の6月9日に義父が亡くなりました。
肝臓がんでした。
あずきさん同様、臨終の際涙は出ましたが、なぜか嫁の自分は傍観的な立場にいました。
着替えを取りに行き、葬儀社に電話をしたり、こなさなければならない用事を何とかと一心でした…。
このあとのブログで、ぜひ心の内を聞かせて下さい。
プチキレれすとらん |  2008.06.02(月) 17:15 | URL |  【編集】

ワタクシもいずれ経験するんでしょうけど、
何となくあずきはんの感じ方が分かります。

プッチンプリンが好きだったなぁ、とか思い出しながら
「ジャンボプッチンを供えてあげよ♪」って買ってくるあずきはんを見て、
旦那さんは何だか嬉しい気持ちでしょうね。(´ω`*)

はちみつココア |  2008.06.02(月) 20:39 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

rie☆さん
コメント嬉しく拝見しました。
rie☆さんのお気持ちは、よ~く分かります。
人の気持ちと言うのは、理屈じゃないんですよね。
ま、とにかく同居は大変です、v-356

akikoさん
あら、akikoさん、ジャンボプッチンで泣いちゃうなんて
涙もろいわねぇ。
親の死に目でも泣かないワタシとは、大違いだわ。(笑)

leiさん
ええ、「あずき日記。」は油断なりませんよ。

あの瞬間は、とにかく”実感がなかった”ですね。
義母の姿は変わらないのに、
モニターの数字だけで泣けるのかな?って・・・。

バルおばさん
バルおばさんのとこは、家族でやる仕事ですか?
だとしたら仕事場でもお姑さんに仕えてたのかしら?

口応えしたことがないなんて、ホントご立派だわ!

プチキレれすとらんサン
そうですよね。
仮通夜・通夜・葬儀と、やることが目白押しですから。
悲しんでいる余裕もない感じでした。

はっちー
今日はジャンボにするあたり、太っ腹でしょ?
いつもは3個パックのなんだけど・・・。

ふたつお供えしたんだけど、
ちゃっかり、あの二人に食べられちゃったわ。
うちの家族、全員プッチンが好きなんじゃん。(笑)





あずき |  2008.06.03(火) 00:40 | URL |  【編集】

プリン美味しかったでしょうね。

あずきさんのお義母さん、お幸せだったですね。
旅立つ前に息子と一緒に暮らせて、お嫁さんにお世話してもらって。
間際には親族に会えて。。寂しくなく逝けたんですから。
栄養バランスも考えてくれる人が息子の嫁に来てくれたのだから、
安心ですし。。
コトバには出さなくとも感謝しておられたことと思いますよ。
プっチンプリンは嬉しかったでしょうね。。
きらりん |  2008.06.03(火) 08:06 | URL |  【編集】

ちゃんとイイ嫁しなきゃ、というプレッシャーは常にありますよね。ワタシはもう化けの皮剥がれたけど
ソトヅラの良さは数時間しかもたないんで。
うちの義母はめっちゃ健康に気ぃ使ってて、私達より長生きしそうな勢いです別居なんで当たり障りなく仲良くしてますが、同居となると心底仲良くできる自信はありません余程の事がない限り、心を開くには時間がかかると思います旦那の祖母が亡くなった時は、あずきサンと同じ感じでしたよ。皆泣いてるのに、泣けなくて焦りました 義母の時はどうなるかなぁ…
ゆきこん |  2008.06.03(火) 08:36 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

きらりんサン
>>あずきさんのお義母さん、お幸せだったですね。
そんな風に言っていただけると、恐縮です。
かわいそうな思いも、いっぱいさせました。

でも、プッチンプリンをお供えするときは、義母のニンマリした顔が浮かび
思わずワタシもニンマリします♪

ゆきこんサン
ふふ。
なんか、みんなが泣いてるのに泣かないと、情のない人みたいですよね。
ワタシも、もらい泣きくらいはしたと思いますよ。(ll∀)ァハハ-

でも、義理のおばあさんとなると、ほとんど知らないし難しいですよね~。
あずき |  2008.06.03(火) 11:59 | URL |  【編集】

うんうん・・・

うまく文章に表せない私ですが、まったく同じ心境で義母を送ったような感じ・・・

何度も何度も読み返しています。

嫁としての義務感、プレッシャーは自分をも変えてしまいます。
自分に出来る精一杯の思いを解ってくれる人がいる(わが家族)、その反対で『手は出さず、口は出す』にも悩まされました。

塩分調整されていた義母・・
あんなに食べたかった『漬物』・・
思いっきり食べさせてあげれば良かった。

義母ちゃん、意地悪で漬物あげなかったんじゃないよ~と仏間で呟いてますわ。
山里かあちゃん |  2011.01.18(火) 08:26 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます>山里かあちゃん

今回コメントをいただき、久しぶりにこの記事を読みました。
たしかに義母を亡くしたアノ日は、本当に「悲しい」とは、思えませんでしたね。

他人だったら、もっと優しく出来たかも。
そして、他人だったら、好きなようにさせてあげた。

今も後悔は消えませんが
やはりヨメというのは、そういうものなのかも知れません。
あずき |  2011.01.19(水) 22:58 | URL |  【編集】

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