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2010.01.13 (Wed)

病室で聞く話

こんにちは、あずきです。

婆ちゃんが入院して、今日で1週間ほど経つ訳ですが・・・・

ワタシは彼女と病院で過ごす時間が、必ずしも嫌いではありません。

いいえ


もちろん、健康である方がいいに決まっているのですがね・・・

なんつーか、あそこで彼女の話に耳を傾けているときの時間ってのは

日常に流されていない じゃない?

ただ、彼女と話すためだけに出掛けて行き、彼女と話すことだけに、全神経を集中している。

なんか、そういう感じが、特別なのだ。


たとえば先日、彼女は、こんな話をしてくれた。

彼女自慢の息子、叔父についてだ。


キッカケとしては、叔父が、お見舞いに来てくれたんですがね

その前日、彼女は、「アレが来たら、転んだこと、怒られるかも知れん・・・」 と

少々心配していた様子だった。

なのでワタシは、「どう? 怒られた?」 と訊いてみたのだ。


もちろん、叔父は怒らなかったわよ。

いつものように、婆ちゃんの頭を撫で、「また来る」 と帰って行っただけ。

だけど、叔父の優しさは、なぜか、いつも痛いほど、うちらに伝わる。


なのでね

ワタシは彼女に向かい、「いい息子に育てたなぁ~」 と褒めてあげたのよ。

あずきツンツンこのこのっ


そしたらね

婆ちゃんは、それに対し、真顔でこう返した。



「ワタシは、何もしとらんよ。

あの子があんな優しい子になったのは、全部、○○代さんのおかげ」


ベッドで喋る婆ちゃん


たしか以前も書きましたがね

叔父の連れ合いである○○代さんは、結婚した時から、ある持病があり

ずっと入退院を繰り返している。

だから叔父は、若い頃から介護もしたし、家事や子育てで、自分の時間を

ずいぶん犠牲にしてきたのだ。

サラリーマンなのに、付き合い的なことは、ほとんど出来ないし

おそらく定年後も、お嫁さんのことがある限りは、田舎に帰って来れないだろう。


けどね・・・・、

少なくともワタシが知る限り

婆ちゃんは、お嫁さんのことを、一切恨んでいない。


「あの子が選んだ相手なのだから、それは仕方ない」

彼女は、結婚する時、そう腹を括ったのだ。


そして、それから約30年経った今

彼女は、「かえって○○代さんに、感謝している」 と、真顔で言う。


○○代さんが病弱だったからこそ、自分の息子や孫は、強くなれた。

あの子たちが、今、自分をいたわってくれることや、泣きごとを言わないのは

全部、○○代さんと一緒になったことで、学んできたこと。家族に病人がいたからこそ

叔父や孫は人間的に成長できた。

だから決して、自分の教育の賜物ではないのだ、と・・・。



彼女は田舎者だし、貧乏で小学校までしか出ていないけど・・・・・

ワタシは、”けっこうキチンとした目線で世の中を見ているな” と、いつも感心している。


それに対して今の若いヒトは、

”知っている” つもりかも知れないが、なんか ”解かっていない” 。



ワタシは婆ちゃんの、こういう潔さが大好きだ。



彼女と病室で話していると


なんだかキラキラしたものを見つけられるんだよね・・・。


ジーン じーん(2)





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12:50  |  骨折で再入院  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

Comment

素敵ですね、おばあちゃん。こうやって濃密なお話が聞けるのって良いですね。

よくあるのは反対の話ですもんね。「どうしてうちの子はあんな病人なんかと一緒になって!」とかそんなこと言ったりするのって多いと思うんです。でも、おばあちゃん、えらいなあ。そしていさぎよいです。

あ、ゴミの収集のはなしですけどね、こっちは、お家の真ん前まできてくれるのね。今までは高層住宅だったんで、ゴミは各階のゴミ捨所から一階のごみため場にストーンとおっこちるシステムだったのね。今はね、リサイクルだとかなんだとかチェックが厳しいのね。ゴミの袋破って、点検とかあるの、ほんで、空き缶がゴミのとこにあったら、もってかないとか、罰金とかされたりもあるのね。で、初めて粗大ゴミだして、もってってもらったとき、おがんじゃったくらいありがたさをかんじているんですけどね。今までちょびっと清掃係の人達(っていうんだよね、ゴミもってってくれるひと)は近寄りがたかったんだけど(なんかこう、忙しそうだしね)、こっちでは夜にだして、早朝もってってもらうのね。おとといの朝、トラックの音きいてから、ぎりぎりでだして、「ごめんなさいね、ぎりぎりで」っていったら、挨拶されてとってもうれしかったです。それなので、「いつもありがとうございます」って言いました。それだけのことなんですけど、なんか嬉しいなーって思うのです。
はなこ |  2010.01.13(水) 12:50 | URL |  【編集】

伝わる♪(*^_^*)

叔父の優しさが伝わるように、あずきさんの大好きが伝わる(*^_^*)
いいね♪(*^_^*)
プチトマ |  2010.01.13(水) 17:06 | URL |  【編集】

貴重な時間ですね。

おばあちゃんが今も達者で1人暮らしをしていたら
聞くことのできなかった話。

おばあちゃんも今幸せだから、息子のお嫁さんのことに
感謝できるんですね。感謝できるから幸せなのかも。。

何が不幸で何が幸せかは、その人本人が決めること、
感じることがすべて。なんですね。
どんなときも、あ~、幸せだぁって感じていいんですね。
きらりん |  2010.01.13(水) 17:56 | URL |  【編集】

ばあちゃんがそう思える人だってのが幸せだよね^^

これさぁ理屈でそう思ってない人に理詰めで言っても解ってもらえない話だから^^;
自分の中からストンと沸いてきた言葉がそんなステキな言葉であずきさんこのこの~幸せ者めが^^
母A |  2010.01.13(水) 18:40 | URL |  【編集】

ほんt、素敵

いいお話です。
おばあちゃんもできてるけど、それをちゃんと受け止められるあずきさんも素敵ですよ。
ロビン |  2010.01.13(水) 21:57 | URL |  【編集】

優しい時間

「人生の先達」がすぐ側に居たんですね。

年配の方とじっくり話を聞くと、それなりの苦労をしてますものね。
今よりも生きていくことに一生懸命だった時代を乗り越えて来ている世代ですね。

おばあちゃんには「ゆっくり話を聞いてくれる人がそばにいてくれる幸せ」、あずきさんには「ゆっくり話を聞ける幸せ」
入院はとても大変なことですが、「優しい時間」がもらえたことはとても前向きになれるような気がしますが・・・





rera-m |  2010.01.14(木) 05:34 | URL |  【編集】

感じる心

おばあさんの言葉からその奥にある思いを
感じることができるのって
やっぱりあずきさんもお義母さんのことや
お店の事など経験しての賜物ですね。

思いを言葉にしても十分に伝わらない事もありますが
おばあさんはあずきさんに話す事で
言葉以上に思いが伝わっているようで
嬉しいんじゃないでしょうか。
lei |  2010.01.14(木) 08:42 | URL |  【編集】

心のつながり

とても素敵なおばあちゃんですね。

残念ながら私は出会ったことの無い心根の人です。

あずきさん、いっぱい吸収してね。

キキママ |  2010.01.15(金) 15:53 | URL |  【編集】

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