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2009.08.18 (Tue)

村の人たちとの再会

こんにちは、あずきです。
ワタシね、
今回婆ちゃんの里帰りについて行って、つくづく感じたことがあるのよ。

それは、うちらのような町の者と、あの村の人たちとでは
”ご近所との関わり方が、全然違う” っていうこと。

あそこは山と海に囲まれて、すごく眺めのいい場所だけど・・・・


山 (2)

海 (5)


生活するうえでは、半端じゃなく不便なところ。
村に店が一軒もないうえ、山を下ったバス停にも、1日9本しかバスが通らない。
だから車に乗れない年寄りは、買い物にせよ通院にせよ、誰かに頼らなくちゃ生きていけないのだ。

もちろん、下の部落に行けば、「よろずや」 くらいはあるけどさぁ~
なんたって、村じゅうが、こんな急こう配なんだもの。
年寄りが歩いて上るには、持てる荷物にも限界があるわよね。


北山の道 (2)

実際、婆ちゃんが毎朝食べる、食パンや牛乳、バナナなんかは
いつも近所の人が、ついでに買い足してくれていた。

その代わり、畑で採れたものは、どんどん分けてあげるし
自分が出来ることなら、協力は惜しまない。
都会の人は、なんだってお金とネットで手に入るような気がしているけれど
ここでは、お互い助け合って暮らすことが当たり前なのだ。

てか、そもそも婆ちゃん助かったいきさつからして、この土地ならでは。
独居老人が、家の中で倒れたんだもの。
都会だったら、2~3日気がつかれなくても不思議はない。

だけど、ここの人たちは、翌朝すぐに 「なんかおかしい」 と気づいてくれてね、
家族へ連絡するより先に、裏口をこじ開けて、家の中に入ってくれたの。
そんなこと、プライバシーを重んじる都会じゃ、考えられないことよね。

この村の人たちは、全員子どもの頃からの顔見知りだから
もう、村じゅうが親戚みたいなもの。
考えてみたら、「○○さん」 なんて他人行儀に呼ばれてる人は、一人もいない。
60くらいまでは 「○○の、あんちゃん」 もしくは 「ねえちゃん」で 
70くらいから、「○○の、おんさ(おじさん)」 「おばちゃん」 。
80くらいになってから、ようやく 「○○の、じい」 「ばあ」 と呼ばれるのだ。

だから、うちの婆ちゃんが帰って来たという噂も、またたく間に広がってね・・・
家には彼女の顔をひと目見ようと、続々と人が訪れたのよ。

婆ちゃんは、次々現れる人たちとの再会で、終日大忙しだった。
この二日間で、ワタシはほとんどの村の人に会ったのではないかと思うほどだ。

おばさんと (5)  おじさんと (2)
村人と再会 (5)  村人と再会
みかちゃんと婆ちゃん (2)  同級生のおじさん・はなこサンと (2)


婆ちゃんの顔を見た途端、誰もがその回復ぶりを 「奇跡だ」 と言ってくれてね
再び会えたことに、「夢のようだ」 と涙ぐんだ。

倒れてしばらくは、「死ねばよかった」 が口癖で
自暴自棄になっていた婆ちゃんだけど・・・

この日は、会う人会う人全員に、
「おかげさまで、こんなに良うなったわ。 ありがとのぉ~」 と
心から感謝の気持ちを伝えていた。
電話や手紙でなく、直接会って元気なことを伝えられたから
皆も本当に喜んでくれたわ。

ああ・・・・
本当に良かったよね、婆ちゃん。

あの日倒れてそれっきりだったら、こんなシーンは訪れなかった。

だけどアナタは、その人生を終える前に、世話になった人たちと、こんな時間が持てたんだもの。

それって、なかなかないことだよ。

それだけでも、あなたが生き残った価値は、充分にある。


嬉しい 泣く





バナージェンガ

こうしてアナタのことを、皆さんにも知ってもらえたしね。

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10:01  |  マンションでの新生活  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

Comment

ほんとによかったですね。

お写真を見ると、お年寄りから若い方まで
おばあちゃんに会いにきてくれて。。
再会の喜びと感謝があふれています。
帰省できて本当によかったですね。

田舎での生活も、助かったいきさつも、
人との関わり、助け合いがなくては無かったんですね。

ご先祖から、引き継いだ命のバトンをまた次の子孫に引き継いでいく間、
たくさんの人と関わって、助け合っていくのだということ、
お盆の帰省のときに実感するものですが、

今回の帰省はひとしおだったでしょうね。
きらりん |  2009.08.18(火) 10:50 | URL |  【編集】

こんにちは。
おかえりなさい!
おばあちゃんにとっても、あずきさんにとっても、
いい里帰りだったのですね^^

あずきさんがブログをやっていなかったら、
この場所で、こういう関係を築いて、こう生きている
おばあちゃんがいることを知ることはなかったでしょう。
ブログを通して、とても大切なものを分けて頂いている気がします^^
kaori |  2009.08.18(火) 15:57 | URL |  【編集】

お帰りなさ~い

どの写真も本当に皆さんの喜んでらっしゃるお気持ちが伝わってきますね。

先日、親戚のおばちゃんが倒れました。
息子家族もお盆休みで帰ってきてたんですけど、皆が外出中にトイレで倒れたので、本当だったら帰ってくるまで見つからなかったかもしれないけど、やっぱり田舎なので、近所の人が様子がおかしいのに気がつき、発見してくれたそうです。
都会だったら隣がおかしいなんて気づきもしないし、留守の家のトイレに勝手に入るなんてありえないですよね。

私たち夫婦も一時期、老後は田舎で心豊かに暮したいと思っていましたが、お互い体が弱ってくるとそれも夢だと悟りました。

最後のあずきさんのほろりとした絵がステキです。


moko |  2009.08.19(水) 00:18 | URL |  【編集】

良いお話をお裾分けしてくださってありがとです。

帰省よかったですね、ほんとに。おばあちゃんをはじめご近所の方達もほんとにうれしそう。

私たちも一応ヌーヨーク市なんだけど、はじっこのほうで、どっちかってーと郊外ってかんじのとこ(夫の両親がすんでたとこなんでお隣さんたちとかもよくしてくれますし)に引っ越したんですけどね、ご近所さんとのつながりって高層住宅にいたころよりぜんぜんあって、助け合いってのが身にしみます。おばあちゃんのところなんて、ほんと、お互いがたよんなきゃいけないとこですよね。
はなこ |  2009.08.19(水) 01:21 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

>>きらりんサン
ええ、あんなに大勢の人が来てくれるとは思ってもいませんでした。
写真の若い子は遠縁にあたるのですが、いつも仕事に行く前
畑の婆ちゃんに声をかけてくれたんですって。
婆ちゃんも大好きな子なのですよ。

>>kaoriさん
ワタシ自身、ブログをやっていなかったら、いろんなことに、もっと無関心だったかも・・・?と思います。
これを書くことによって、むしろ自分を見つめられている気がするの。

>>mokoさん
やはり、遠くの親戚より近くの他人。いざという時、頼りになりますよね。
ただ、そういう関係も、一朝一夕には出来上がらないのですが・・・。

>>はなこサン
近所付き合いって大変だし、鬱陶しい面もたしかにあります。
だけど、隣近所のことを気にかけてあげるのって、ごくフツーのことですよね。
あたしゃマンション暮らしだけど、そう思うわー。
あずき |  2009.08.19(水) 10:16 | URL |  【編集】

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