FC2ブログ
2010年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2010.06.22 (Tue)

打開案

今回の記事は、「改訂版・女将ヒストリー」 の第21回。 
なお、1話目から読んで下さる場合は、こちらからどうぞ→ 「女将ヒストリー」

さて
前回の記事で、気持ち的には、移転する方向に決まったうちらですが・・・・

店を移転するというのは、かなりのリスク。
もちろん費用的にもそうですし、下手したら、今あるお客さんも失くしかねません。

ですから本来であれば、
「これは!」 という、理想的な物件に巡り合った場合にのみ
移転というのは決断するべき。

ですが、うちらの場合
大家さんから、また ”やいのやいの” 言い出されましてね・・・・


あずきいいえ分かんない


というか、いったんは保留になっていた下水の問題なのですが
ついにお隣の息子さんが、かなり強硬に迫った模様。

それでね・・・

なんと大家さんは

「それじゃあ、もうお宅に迷惑を掛けないよう

大家さん電話

○月○日までに、このビルは取り壊します」

な~~んて・・・・


こんな約束を
隣の息子さんとの間で、「すでに交わしちゃった」 と言うのですよ。

けど、うちらには了解を取ってないので

「了承してくれ」 と言ってきたワケです。

は~お手上げ



ただ、最初はあくまでも、その ”期日前に移転” と、言ってきましたが・・・・

それだと半年もないので
「いくらなんでも、そんな約束は出来ない」。

ですが、この時点では、もう気持ちは固まっていましたのでねぇ
「必ずしも、ここに居座ろうとは思っていない」し
「いい物件さえ見つかれば、移転するのも、やぶさかではない」 とは、いちおう伝えました。

けど、だからといって、それを大家さんの都合に合わせろというのは、
いかにも虫のいいハナシですよね。
だって、その日までに移転できなければ、うちらは収入源を失っちゃうワケですから・・・。

ですから、なにも、○月○日などと、きっちり日にちを決めず
お隣には、うちらが無事移転するまで

「しばらく、待ってもらえませんかねぇ?」


質問 提言 2



けれど、大家さんは
そんなこと隣の家が、「認めるはずない」。

大家さん 拒否 否定 ダメ


というか、「自分では到底説得出来ない」 と言い張るので
結局は私たちが、お隣に 直談判することに・・・。

あ、ですがね
もちろん、あちら側の話に、うちらが出ていくのは、おかしな話なのです。

ですが、もうこの大家さんじゃ
絶対に、埒が明きっこない。

s-あずきいいえ


ただ、この時の大家さんは
うちらに、ある提案を持って来ていました。

それは、もしオタクが期日前に出て行ってくれたら
オタクの移転にかかる費用を、「一部負担してもいい」 というもの。
つまり、「立ち退き料」 的なお話です。

ですが大家さん的には、あくまで無駄金は払いたくないワケで・・・・。
そのとき提示された金額は、本来支払うハズの、下水の工事代以下。 
つまり、工事代を負担したうえ、結局出て行かれるくらいなら
うちらに多少の金を支払ってやり、早目にサッパリしたいという考え方です。

けど、正直なところ、うちらも
ここまで話がこじれた以上、もう落とし所は、「それしかない」 と思っていました。
ですから、ようやくその話が出てきて、うちらとしては、ちょっとε-(´∀`*)ホッ

てか、それに対する金額的な交渉とかも

やろうと思えば出来たんでしょうがね・・・

う~ん 考える


なんか、そういうことは、うちら、もう したくなかったのよ。
ただ、大家さんにだって、うちらに対して、多少の責任は感じて欲しかっただけ。

ですから金額的な面では一切交渉もせず
あとは自分たちの交渉次第と、うちらは、すぐに頭を切り替えました。
だって、裸で放り出されるよりは、やっぱ多少でも援助は受けておきたい。

ですが、上手くやる自信などは、全くもってありませんでしたよ。
というのも隣のおばあさんは、とにかく耳が遠くて有名なヒトだったから。
 
なのでワタシたちは、あらかじめ要所要所を紙に書いておきましてねー
それをおばあさんに見せながら、とにかく誠心誠意お願いすることに努めました。

ですが、おばあさんも、その場で結論は出せないでしょうから
いちおう同じ内容を、手紙にも書いておいたの。
で、「これを息子さんに、お渡しください」 と言い残し、その日は帰ろうとしたんですよね。

そしたらね
おばあさんは、なんともう、その時点で

「分かりましたよ ( - _ - )ノ」

いきなりOKしてくれちゃったのです。


なのでうちらは、何かの間違いじゃないかと思い


「えっ?! 返事は、なにも今じゃなくててもいいんですよ。


いいえ (4)

というか、息子さんに聞いた方が、絶対いいと思うんですけど・・・・」

みたいな。



けど、おばあさんは、「私から、ちゃんと言うから大丈夫」 と言うのですよ。

てか
「あんたらは心配しなくていいから
頑張って、いいお店を見つけなさい。」 



お婆さんに直談判



おばあさんは、うちらに、そう言ってくれたのです。



うちらは、その言葉を聞いた途端、泣けて仕方ありませんでした。

そして、このおばあさんのためにも

絶対いい移転先を見つけようと思いました。


(※この記事は、2008年3月の記事に、加筆・修正したものです)




ちなみに今回の記事あたりから、当初テキストブログだった「あずき日記。」が、イラストブログに移行しています。
なので、当時描いたイラストは、あえて、そのままに。
必死に描いたことが懐かしいので、少々お見苦しくても、ご勘弁くださいね。

バナーアトム
★人気ブログランキングへ投票★

ちなみに同じ頃造ったバナーがコレです。 下手ですが、応援お願いします。
スポンサーサイト



11:30  |  女将ヒストリー  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)
 | HOME |