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2009.10.20 (Tue)

半年だけのランチ

今日の記事は、「改訂版・女将ヒストリー」 の第5回。 
なお、1話目から読んで下さる場合は、こちらからどうぞ→ 「女将ヒストリー」


うちの店、開店した当時は、 お昼もやっていたんですが・・・・・
その当時は、朝起きてから寝るまで、ず~~~~~~~っと、彼と一緒。
うちは子どもも従業員もいませんから、常に二人きりという状態でした。

ああ・・・

当時はお互い、どれだけ苦痛だったことでしょうか・・・

あずきいいえ分かんない


てか、うちの店は、人通りの少ない場所にありましたから
店を開いたからといって、そうそうお客さんは来てくれません。
特に、割烹というのは、割と入りにくいイメージですし・・・。

もちろん開店後ひと月くらいは、連日満員。
知り合いのご祝儀来店で、毎日大忙しでしたけれど
それが一巡してしまったら、すっかり閑古鳥の鳴く日々でしてね

テレビも何もない店でしたから、
「お客さん、来ないなあ・・・」 と、とにかく時間を持て余していました。

s-閑古鳥暇


(閑古鳥さんと、うちら二人)


けどね・・・
せっかくお客さんに来ていただいても
一度に大勢ご来店されると、それはそれで困ったことに。

今度は、ワタシの仕事が追い付いていかないのです。

うちの場合、料理以外は、ほぼワタシの担当。
接客はもちろん、飲み物全般や盛り付けといった、いわゆる調理補助。
で、合間には、追加の伝票も書きつつ、洗いモノもこなし・・・。
ひとりでアレもコレもやらないといけないので、頭の中はてんやわんやです。
当時は優先順位がつけられず、すぐにパニくっていました。

パニック 仕事


けど、そんなワタシに、彼はいつも

「ガッカリ」 という態度。

s-旦那さんバカにする


思い通りに動けないワタシに、彼は、いつもイラついていたのです。

ですから、毎日毎日

旦那さんに 「何やってんねん」 と叱られる→ ワタシ、悲しい→ 凹む、てか元気がなくなる 

「元気出さんか!」と、また叱られる→ ワタシ、悲しい→ 凹む、てか、喋りたくもない 

「カンジ悪い!」と、また叱られる→ ワタシ、悲しい→ 凹む、てか


「もう、 イヤや~!!」


バタバタ もうイヤ


・・・・みたいな。


自分は、しぶしぶ店を手伝っているのに、感謝されるどころか、叱られてばかり。
新婚なのに急に冷たくされ、「なんでやねん?!」 という思いでした。

なので、当時のワタシは、完璧に ウツ気味
毎日ドヨ~~ンと、暗い気持ちで過ごしていたのです。

あずき落ち込み



いえね・・・
もちろん、彼も苦しんでいたと思いますよ。 

自営というのは、結局のところが 「自己責任」。
”自分が始めた店がうまくいかない” という事実に、彼も打ちのめされていたのでしょう。
なのに、隣にいる嫁ハンまで、陰気でカンジが悪かったら・・・・
そりゃあ、当然ストレスもたまる。

けど、そういうことも、今は分かりますが・・・・

その当時は、お互いが、自分のことで精一杯。
相手のことまで思いやる余裕は、とうてい持ち合わせていませんでした。


陰湿なケンカ ムスッ



ですから、こうしてみると、やはり自営のツライ点は
”商売の好不調が、夫婦の関係にまで影響する”ことだと思います。
仕事とプライベートの線引きというのは、なかなか出来るものではありません。 

特に子どものいないうちらの場合、店だろうと家だろうと、結局はふたりきり。
嫌な空気になった場合、なかなかそれをリセット出来ない。

結局、ランチの集客は思ったようにいかず・・・・
拘束時間の長い割に、まるっきり儲からないという悪循環。

というより、それをやることにより、あまりにも夫婦関係が行き詰ってきたので・・・
結局、半年くらいで昼の営業はやめ、その分夜の営業に集中することにしました。


新婚早々訪れた夫婦の危機。


背を向けるうちら二人


うちらは、あえて昼間だけでも、二人が離れる時間を作ったのです。




(※なお、この記事は、2007年9月の記事に、加筆・修正したものです)



コメント欄には当時の書き込みも残っていますが、気になさらずどうぞ。

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タグ : 自営業

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